いまや世界ブランド「八女茶」を本場で味わう
一期一会のお茶の味
旅の思い出に八女茶を添えて
八女茶の名付け親としてだけでなく、九州最古の茶商としても知られている「許斐本家 このみ園」には、昔そのままの店内にはたくさんの八女茶やお菓子が並んでいます。八女茶は、かの有名なトーマス・ブレーク・グラバーさんにも卸され、昔からその質の高さと作り手の技術・熱意の歴史がうかがえます。
必ず立ち寄るべし!伝統の八女茶の味
八女といえば、誰もが知る日本を代表する茶所の一つ。最上級の茶を原料に、江戸時代より続く製造方法の焙炉(ほいろ)による焙煎作業で仕上げられたお茶は、特有のほいろ香をまとった「焙煎式 八女茶」となります。玉露・煎茶とも味が濃く、甘味や旨みに優れ、特に「八女伝統本玉露」は全国茶品評会で最高位といわれる農林水産大臣賞を長年連続受賞するなどトップレベルの品質を誇っています。いまや八女の玉露が、玉露の基準といわれるほどです。このみ園では、伝統本玉露から気軽においしいお茶が楽しめるティーバッグまで品揃え豊富。パッケージデザインもモダンで、お土産にも喜ばれそうです。
八女福島のほぼ中心に店を構える「このみ園」は、江戸後期に建築された居蔵(いぐら)とよばれる町家建築。商い看板の風格に歴史を感じます。
家でも試してほしい美味しいお茶の淹れ方
玉露のお湯の温度は50〜60度、煎茶は70度くらいのお湯を注ぐのがポイント。どちらも最後の一滴までお湯をしぼりきるのがおいしいお茶を淹れる秘訣だそうです。そうはいっても、まずは気軽に一煎。
パッケージデザインもモダンで、お土産にも、贈り物にも喜ばれること間違いありません。ネットでも購入できます。
歴史ある店内は、すべてがスペシャル。旅の疲れが吹き飛ぶくらいの特別な時間と思い出になります。
百年以上前の漆で塗られた接待棟座敷は、一日一組限定完全予約制の日本茶喫茶室となっていますが、時節柄、現在は営業が中止。再開が待たれます。
店舗情報
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