看板猫がいる町家café
店主はcaféのオーナーであり、陶芸家。
さらに、初代筑後国主“田中吉政公”にも精通している
紺屋町の交差点近くにあるcafé「絵咲木」。もとは和紙問屋だった町家で、風情がそのまま残ります。奥には、テンションが上がる隠れ階段や火灯窓もあります。
郷土料理と八女茶で一服
こちらのおすすめは「ふな焼きセット(1,000円)」。古くから家庭で、おやつとして食べられていた“ふな焼き”は、小麦粉を溶いた生地を薄く焼き、黒砂糖や上白糖を巻いた素朴な味。和風クレープといった感じです。中に巻かれているのが黒糖だったり、高菜だったり、レシピがちょっと違ったりと各家庭で味が異なり、いわば母の味です。「絵咲木」では、きなこと黒みつで味付け。セットのドリンクは、八女の煎茶・和紅茶・ほうじ茶から選べます。ほかにも、パフェやぜんざい、ランチなどがあり、利用時間によって使い分けられます。提供される器は、陶芸家でもある店主の作品。土間には、店主の作品が並びます。また、初代筑後国主“田中吉政公”にも知識が深く、お茶をしながら歴史のお話を伺うことができます。
歴史にも触れられる町家cafe
2階には、田中吉政公の舞台をした際のセットや道具が並び、希望すると俳優で座長の文平さんがご案内してくれます。
土間や2階には、初代筑後国主“田中吉政公”に関する資料や舞台で使用された小道具が並びます。時間があれば、俳優の文平さんがご案内くださるかも。
看板猫の“ハチ”君と“サク”君。あわせて八朔。伺った日は、めちゃくちゃツンでした。
八女グリーンホテルのすぐそばにあります。
店舗情報
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